おすすめ絵本 「ぐりとぐらのおきゃくさま」

<3歳ごろからおすすめ>

このおきゃくさまはだーれ?

「ぐりとぐらのおきゃくさま」
作:なかがわりえこ
絵:やまわきゆりこ

森で雪合戦をしていたぐりとぐら。
雪の上に大きな足跡を見つけます。足跡をたどっていくと、、、
あらら、そこはぐりとぐらのお家。玄関には大きな長靴が。
コートをかけようと思ったら、大きな赤いコートが
マフラーをかけようと思ったら、大きな白いマフラーが
帽子をかけようと思ったら、大きな赤い帽子が。

まだ姿の見えない「おきゃくさま」の、ぐりとぐらのの先回りをするように置かれている大きな洋服たちに、お話を聞いているこどもは、もしかしてもしかしてとドキドキそわそわ。

クリスマスおめでとう

そしてキッチンからいい匂いがしてきます。ぐりとぐらがキッチンに飛んでいくと、、
白いひげのおじいさんが、チョコレートとクリームたっぷりの大きな焼きたてのクリスマスケーキを差し出して
「クリスマスおめでとう」

この大きなケーキが本当に美味しそうで、絵本の中から甘い香りがしてきそうです。
こんな大きいケーキがあったらいいねーとクリームを指でなぞってペロッと味見ごっこをすると、
こどもも真似してペロッと味見。おいしい?おいしい!と盛り上がります!

この後、白いひげのおじいさんは大きな赤いコートを着て、マフラーをして、赤い帽子をかぶって、大きな袋を背負って、出ていきます。最後まで、絵本の中に「サンタさん」や「サンタクロース」といった言葉は出てきません。言われないからこそ、ねえサンタさんだよねえ!?サンタさんだよ!!とこの人がサンタさんなんだと自分で気づく楽しみを味わうことができます。
自分で気づく、わかるということはこどもにとってとっても誇らしくまた興奮する瞬間です。

最後には仲間たちとケーキを分け合って食べる姿もとても微笑ましく温かい気持ちになります。
ぐりとぐらのやさしいクリスマスのお話、数あるクリスマス絵本の中でもおすすめの一冊です。