アレルギーマーク

食物アレルギー持ちのこどもを持つママは、子供を預けたり、お友達のお家に行ったりするとき、
アレルギーのことをどう説明しようか、誤食しないかなど心配になることがあると思います。
こどもがまだ上手に自分のアレルギーを説明できなくても、
妊婦さんのためのマタニティマークのように、アレルギーマークがあれば
周りの理解を得やすくし誤食しないよう助けとなります。
今回はアレルギー持ちのこどもをを守ってくれるアレルギーマークについてご紹介します。

アレルギーマーク

アレルギーマークとは、見た目ではわからない食物アレルギーを持つ人が付けます。
マークを付けることで周囲に「食べられない食物があるよ!」と注意喚起を促し誤食を防止することが目的です。
主にアレルギーを持つ子供に使われ始めています。

マークの必要性

わざわざマークで周囲にアピールすることは必要かな、と思う方もいるかもしれません。アレルギーマークは必要です!
原因食品による誤食事故は、いろいろな場面で多数起きています。例えば、日本保育園保健協議会からの平成 21 年の報告によれば、食物アレルギーの誤食は 953 保育所の 29%で発生しています。これらの中にはアナフィラキシー事例も含まれると推察されます。

卵アレルギーがあり、母親の許可のないケーキは食べていけないと言われていたが、親戚の家へ 1 人で出かけ、誕生日のプレゼントをもらうだけの予定がサプライズに出された卵を使用したケーキを断り切れずに食べてしまい、全身にじんま疹が出て、救急外来を受診することになりました。
本人も食べていけないと分かっていましたが、「食べられない」ということを親戚の人に言い出せませんでした。

「食物アレルギーひやりはっと事例集 2013」

本人がアレルギーを自覚していても言い出せなかったというケースです。お祝いを断るのは心苦しくて勇気が出なかったのかもしれませんね。アレルギーマークがあれば、本人が断ることができなくても周りの人に気づいてもらえたり、マークを見せて「こうなんです、アレルギーなんです」と本人が断る手助けになったかもしれません。

親が目を離したすきに、スーパーの試食品を食べてしまいました。本人は黙っていましたが15分くらいして、咳と腹痛が出現し、顔が腫れてきました。
おかしいと思い、本人に問い詰めたところソーセージを食べたと白状したので、すぐ手持ちの内服薬を飲ませ症状は落ち着きました。

「食物アレルギーひやりはっと事例集 2013」

本人にも注意をして、親も気を付けていてもこういう事故が起こることがあります。この試食コーナーに係員が居たかはわかりませんが、係員が居てこどもがアレルギーマークを付けていれば防げた事例ではないかと思います。

延長保育の時間におやつが出ました。担任の先生は食物アレルギーについて理解していましたが、そのときは別の先生が担当していました。担任でない先生は児の卵アレルギーのことを聞いておらず、卵を使用したプリンをおやつで与えてしまい、食べて児は全身にじんま疹が出現しました。

「食物アレルギーひやりはっと事例集 2013」

もちろん園でアレルギーの情報共有がされることが基本だと思います。しかし、こどもの身を守るためにアレルギーマークが必要だと認識させられる事例です。

こんなマークです!

アスモスマイルのアレルギー表示テープ・バッジ


クリックで画像拡大できます。

テープタイプは、アレルゲンを書き込んで使います。ガムテープのように切って、ペタッと貼って使います。バッジを付けるのが難しい乳幼児や、旅行や遠足時、災害などの緊急避難時の備えとしても使えます。アレルゲンが大きなイラストで表示されているタイプは小さい子供にもにもわかりやすく、周りにも何のアレルギーかをよりアピールできそうです。
アスモスマイルのウェブショップで購入することができます。

アスモスマイル HP
アスモスマイル WEBSHOP

エーエルサインのサポートツール

食物アレルギーサインプレートと食物アレルギー児用災害時ビブス。災害時はアレルギー対応食は入手がとても難しくなります。炊き出しや、配給にアレルゲンはないか、安全に食べられるかを自分にも周囲にも意識づけるために、通常のアレルギーマークよりよく目立つビブスはぜひ防災セットのひとつとして準備しておきたいです。

エーエルサイン HP
エーエルサインの食物アレルギー対応サポートツール

アレルギーっ子の旅する情報サイト【CAT】のアレルギーマーク

食物アレルギー児向けのおでかけ情報サイトを運営している、「アレルギーっ子の旅する情報サイトCAT」が食物アレルギー患者向けに無償提供をしているアレルギーマーク。

 アレルギーっ子の旅する情報サイトCAT


アレルギーは一歩間違えば命にかかわる大きな問題です。
アレルギーを周りに伝えておくということはとても大切なことです。
特に子供は年齢的にまだうまく伝えられなかったり、
毎回周りに言わなくてはいけないことが面倒だったり、
アレルギーなしの子と同じものが食べられなくて気おくれしたり、
どうしても食べてみたいと思ってしまうことがあります。
周りにも当たり前にアレルギーのことを理解してもらえるような環境づくり、
そしてうっかりアレルゲンを口にしてしまわないためにも、アレルゲンマークは役に立ってくれると思います。
アレルギーマークの活用そして、食物アレルギーに対する理解を深めていきたいですね。