ざくろ

ザクロはザクロ科ザクロ属の落葉樹になる果実で、世界各地で栽培されています。日本でも東北以南の各地で栽培されています。旧約聖書や古代の医学書などにも登場しているザクロは、5000年以上前から栽培され昔から健康や美容によいとされており、好んで食べられていたようです。原産地であるイランからシルクロードを通って中国やヨーロッパに伝わり、日本へは平安時代に渡来したといわれています国内では広い地域でザクロの樹を見かけますが、国産ざくろの流通はほとんどなく今日、スーパーなどで売られているものはほとんど海外からの輸入物となっています。

成分

ザクロの紅い果汁にはアントシアニンやタンニンなどのポリフェノールがたっぷり含まれています。それらのもつ抗酸化作用により生活習慣病の予防に効果が期待できます。

以前、ザクロに女性ホルモンが含まれているということで一時ブームになりましたが、種子に含まれる「エストロン」という成分はごくわずかで実際の効果のほどは不明だそうです。また「エストロゲン」は、平成12年に行われた「国民生活センター」の調査によると果汁やエキス錠剤からは検出されなかったとのことです。

食べ方

果実を割ると中に小さな赤い粒がたくさん入っているので、これを手で取り出して食べます。皮の数カ所に軽く切れ目をいれ、水を入れたボウルの中でいくつかに剥がすように割り、さらに薄皮と実をはずしていきます。とうもろこしの粒のような感じでちょっと手間がかかりますが、水に浸けると中の赤い実が飛び散ったり、手に色が着くのを防ぐことが出来、比較的楽に取り出せます。なお、小さな粒の中には種が入っています。種ごと食べることもできますが、気になる場合は種をはき出しましょう。
取り出したざくろの粒はそのまま食べてもよいですし、サラダに散らしたり、果汁をしぼってジュースにしても美味です。ます。皮と白い薄皮はすくって捨てます。