里芋

里芋は8月下旬から10月にかけて、これからが旬の食材です。品種によって旬の時期が少しずつずれていて、「石川早生」は8~9月、「土垂」は9~10月、「えび芋」はそれより遅く9月下旬頃から、縁起物として正月料理に使われる「八頭」は12月頃が旬になります。
親いもを囲むように子いも、孫いもが育つため、豊作や子孫繁栄の象徴ともされてきました。

成分

イモ類の中で特にカロリーが低く、ヘルシーです。
100グラム当たりのカロリーは
さつまいも  132㎉
ジャガイモ  76㎉ に対し
里芋     58㎉ と低カロリーです。

カリウムが多く、余分なナトリウムの排出を促すため、高血圧の改善に役立ちます。
独特のぬめりは、ムチンとガラクタンという水溶性食物繊維です。ムチンは、胃の粘膜を保護して胃腸の機能を高め、ガラクタンには、腸の働きを活発にし、血糖値やコレステロール値の上昇を抑制する効果があるとされています。

食べ方

サトイモを扱うと手が痒くなる人がいますが、これはシュウ酸というせいぶんで、刺のような形の結晶になっているため、皮膚に刺さるからだそうです。サトイモを洗った後、乾かしてから皮をむくと、ぬめりが出にくく、手がかゆくなりません。洗ったサトイモを熱湯で3分ほど茹でるか、ラップに包み、レンジで3分ほど加熱すると、手でつるりと皮がむけます。

煮物の印象が強い里芋ですが、洋食にも使えます。下茹でした里芋に、ベーコンとホワイトソース・チーズをかけてポテトグラタンにしたり、コロッケにしても美味しいです。コロッケは煮物にした里芋をつかって作るのもおすすめです。