一緒に食べたい人がいる子供

厚生労働省は、食育を通じて子どもに期待する育ちの姿として次の「5つの子ども像」を掲げています。

1.お腹がすくリズムのもてる子ども
2.食べたいもの、好きなものが増える子ども
3.一緒に食べたい人がいる子ども
4.食事づくり、準備にかかわる子ども
5.食べものを話題にする子ども

今回は3の一緒に食べたい人がいる子供について考えます。最近、一人で食べる「孤食」や、別々の物を食べる「個食」が問題になっています。

朝ごはん一緒に食べてますか?

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平日の朝ごはんを家族と一緒に食べる小学生の割合を表した円グラフです。
家族といつも一緒に朝食を食べている小学生は半数を切っています。
小学生の5人に1人、中学生になると3人に1人が朝食を1人で食べているそうです。

1人で食べる子供は、心や体の不調を感じる割合が多いようです。夕食は一緒に食べるけど朝は忙しい、それぞれ出かける時間起きる時間が違うなどあるかもしれませんが、学校に行く前の朝の憂鬱を感じてるこどもは多いようです。一緒に席について、会話をしながら朝食を食べてあげてください。

一緒に食べる効果

家族

内閣府「食育の現状と意識に関する調査」によると、
食事を家族と一緒に食べることは、一人で食べるよりどのような良い点があると思うか、3つまで選んでもらったところ、「家族とのコミュニケーションを図ることができる」が最も多く81.1%、「楽しく食べることができる」が66.2%と特に多くなっていました。食事をする目的は単に栄養をとることだけではありません。食事はその日の出来事を話し合ったりするコミュニケーションの場としても重要です。

また、家族や仲間と一緒に食べると、食事のマナーや料理についての関心が高くなり、いろいろな栄養もとりやすく、何よりも、楽しくおいしく食べることができます。

家族で話し合ったりして、できるだけ一緒に食事をとる機会を増やしていきましょう。

お友達や先生

保育園などでは、仲の良い友達や先生と一緒に楽しく食べる習慣づくりを推進しています。
みんなと同じものを一緒に食べることで、周りの様子を見て今まで苦手だったものも「たべてみよう」という気持ちにつながります。 またいろいろな話をすることでコミュニケーションをはかることができ、お互いの絆を深め、社会性が身につきます。

まとめ

こどものころから一緒に食べる「共食」の習慣をつけることで、一緒に食べたい人がいるこどもになります。
まずは、一緒に席に着いたらテレビなどを消してスマートフォンや新聞もしまって、「いただきます」から始めてみましょう。