お盆と食

精霊馬

お盆とは

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、先祖の霊を迎え供養する日本の夏の仏教行事です。地域や宗派によって、旧暦新暦による時期の差や風習の差はありますが、家にご先祖様の魂が帰ってくるとされ、お供えを用意し家族で迎えます。

お盆に飾るきゅうりとなすは、精霊馬といい
きゅうりは、ご先祖様が一刻も早く帰ってこれるように足の速い馬に見立てられ、
なすは、帰りに乗る牛に見立てられ、帰り道はゆっくりお供え物をたくさん乗せていってとの思いが込められています。

お盆に食べるもの

地域によって異なりますがお盆のときに、お団子・おはぎ・そうめん・精進料理などが用意されます。

お団子には、
お盆の初日にご先祖様をお迎えする「お迎え団子」と
ご先祖様が家にいる間に供える「お供え団子」(おはぎを供えるところもあるそうです)
お盆明けの日に、お見送りの時にお供えする「送り団子」があります。
一般的に「お迎え団子」と「お供え団子」はタレやあんこで味付けされ、「送り団子」は何もつけない真っ白のものとすることが多いようです。

そうめんはお供えもされますし、夏の暑い時期にお盆で大勢の家族が集まっているときには最適の食材ですね。

精進料理とは本来僧が仏道の修行として食べる、肉や魚など動物性のものを使わず、植物性の食材のみで調理した料理です。
お盆は仏教の行事なので、仏教の教えにならいお盆に精進料理を食べる習慣があるそうです。

まとめ

お盆で遠くに住む家族と久々に集まり一緒に食事をするのはとても楽しいですよね。近年では実際には大勢で外食をしたり、お寿司を食べたり、焼肉、バーベキューをするなどのお盆の食の過ごし方が多いそうです。
だんだんと形は変わっていっても、お団子に見られる細やかなご先祖様への感謝の気持ちを大切にしこどもにも伝えていきたいですね。