水出汁

だし素材

暑い日が続いていますね。夏の暑い日にさらに暑いキッチンで、出汁をとるためにお鍋にお湯をぐらぐら沸かすと、お料理の熱で熱中症になるんじゃないかと思うくらいです。
そこで、火もお鍋も使わず、冷蔵庫に放っておくだけでしっかり美味しい出汁ができる「水出汁」をご紹介します。

だしのメリット

薄味でも満足

天然素材でとるだしは、だしのうまみによって塩分控えでも美味しいお料理が楽しめます。顆粒出汁は手軽で便利ですが、天然出汁のような深みのあるうまみが出ません。うまみが少ないと物足りなく感じるので、塩分を加えてしまいます。塩分の取りすぎは、生活習慣病につながりますし、腎機能が発達段階のこどもは塩分の取りすぎに注意し薄味にする必要があります。

味覚をはぐくむ

こどもの頃から塩分の多い濃い味付けに慣れてしまうと、だしのうまみを美味しいと感じる味覚がはぐくまれず、濃い味付けでないと満足できないようになってしまいます。濃い味付けになることで、塩分や糖分がたくさん摂取されます。過剰な塩分や糖分は高血圧・高血糖など生活習慣病の原因となります。
赤ちゃんの味覚は大人の2倍以上と言われています。小さなうちから天然素材のだしを与えることで、健康的な味覚をはぐくむことができます。

栄養が取れる

出汁には食材に含まれる栄養素が溶け込んでいます。

  • かつおぶし・・・基礎代謝を促すイノシン酸。かつおぶしの“うまみ”の源。
  • 煮干し・・・・・豊富なカルシウム。
  • 昆布・・・・・・フコダイン、食物繊維

また出がらしをお料理に再利用することで、さらにその栄養素を摂取することができます。

 

水出汁の取り方

蓋つきのボトルやタッパーなどの容器に、
お好みのだし素材(鰹節・煮干し・昆布・干しシイタケ)をいれて
冷蔵庫に入れて置くだけで翌朝には美味しいお出汁が出ています。
素材を組みあわせるのもおすすめです。たとえばうどんのおだしにするなら、煮干しと厚削りの鰹節を。炊き込みご飯のおだしにするなら、昆布と干しシイタケを。お好みで用途によって組み合わせを変えるのも、”入れるだけ”なので簡単に楽しめます。
水出汁の場合、お湯で出汁ををとる時より雑味が出にくいので、煮干しの頭とはらわたをとる作業を省略できます。冷蔵庫に入れておけば3日ほど持ち、味噌汁や煮物などさまざまな料理に活用できます。

出汁ポット最近では水出汁専用の容器も売られています!麦茶ボトルのような形で上部に出汁の素材を入れるバスケットがあります。私のおすすめは縦深型のスクリューロックの容器です。ビール缶ぐらいの置き場所でおくことができて、万が一冷蔵庫内で倒れても安心。お味噌汁一回分ぐらいののおだしを用意するときには十分です。

まとめ

いかがでしたか?水出汁はとっても簡単!でも栄養たっぷりで、味覚を育てるのにも役立ちます。
暑い日には冷たいままの水出汁にお味噌を溶いてお豆腐を浮かべて、冷たいお味噌汁もいいですよ!ちなみにお味噌は加熱しないほうが発酵食品としての効果が失われないそうで、簡単で一石二鳥ですね。